ジモシル上越

「ジモシル」とは、「地元を知る」の略です。 みんなでもっと地元新潟を一緒に知りませんか?

ジモシルウォークvol38:加賀街道

加賀街道

加賀街道の面影を見れるのは、現在の県道185号(春日山城直江津線)。

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加賀街道 当時植えられた松並木が今も見ることができます🌲

江戸時代の五街道に次ぐ重要な街道であり、江戸と北陸を結ぶ公道でした。加賀の前田氏をはじめとした北陸の大名が参勤交代時に通る道であり、基本的にはこの街道以外の通行を許されていなかったことから、街道沿いに住む人々から加賀街道と呼ばれるようになりました。

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個性的な曲がり方をした松並木🌲迫力ありますね…!

昔は100本もの松並木が植えられていたとのことです。それにしても立派な松ですね…!天気がいい日のお散歩にいかがでしょうか。参勤交代中の大名気分を味わうことができるかもしれませんね。

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ジモシルウォークvol37:石造仏頭

石造仏頭

三和区にあります県指定文化財「石造仏頭」を見てきました。

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国道405号と県道184号からいけます ちょっとした林の中にあります

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このなかに石造仏頭があります。

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中には3つの仏頭がありました。 でかいですね…!

左が観音菩薩71cm、中央が阿弥陀如来73cm、右が地蔵菩薩53cmとなっています。

鎌倉時代に作られたものとされており、ここまで大きい仏頭は全国でも4.5体しかなく珍しいと言われています。

ちなみにこの3つの仏頭は通称「首切地蔵」と言われているそうです。頭だけだからですかね…!

この石造仏頭は三和区にありますが、同区にある水科古墳群や牧区にある宮口古墳群・牧歴史民俗資料館、高士の岩の原葡萄園とも近いので、是非そちらと合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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ジモシルウォークvol36:高田別院

高田別院

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高田別院 立派な門ですね

高田別院は寺町2丁目にある真宗大谷派の寺社で、国登録有形文化財となっています。江戸時代に建築された山門、塀、本堂、鐘楼が国登録有形文化財の対象となっており、また、山門には十二支の彫刻が施されております。

ジモシルウォークvol35

春日山古道散策~写真で振り返る横清水.トヤ峰砦跡.宇津尾砦跡~

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春日山古道散策マップ 今回の散策のお供です

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横清水.トヤ峰砦跡.宇津尾砦跡ルート 約2時間45分のルートです

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宇津尾砦跡への看板

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宇津尾砦跡近くの狼煙台 昔はここで狼煙をあげていました

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宇津尾砦跡 謙信公がいる春日山城の南西方面を防衛する重要な拠点でした

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宇津尾砦跡石碑裏 先ほどの狼煙台は「謙信公の狼煙台」との伝えがあります。

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宇津尾砦跡から見える景色 ちなみに標高は280メートルです 奥に見えるのが上越平野部

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横清水 宇津尾砦跡入口の前に戻り、そこから約100mいくとあります。

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横清水は新潟県名水百選にも選ばれており、戦国時代は兵士の飲料水にもりようされていたとのことです。自分も飲みましたが、ひんやりとした飲みやすいお水でした。

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お次はトヤ峰砦跡へ 横清水からトヤ峰砦跡までは約20分かかりました

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トヤ峰砦跡

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トヤ峰砦跡石碑裏 砦跡から街道を通る者を監視した春日山城に近い砦です

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トヤ峰砦跡から見える上越 日本海を見ることができます

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トヤ峰砦跡から見える春日山城周辺 たしか春日山城は写真の真ん中よりちょっと左側だったはず… 写真からだとわかりづらいですかね(泣)

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実は春日山古道散策にはスタンプラリーがあります。自分はこのほかにも正善寺工房と下正善寺地区にある風巻神社に行きました。

今回は下正善寺地区町内会長のご厚意で付き添いでご案内していただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。

 

また、春日山古道散策ルートは他にも「滝寺不動・里山巡りコース」「春日山城跡・正善寺古道・権現堂ルート」があるので、また機会をみて回ってみようと思います。

ジモシルリーディングvol.13

『城山秋月 兼続とお船

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兼続とお船について、マンガ形式でまとめています

NHK大河ドラマ天地人」の主役である直江兼続とその妻お船についてマンガ形式で書かれている本です。ページ内では登場してくる人物や歴史的用語や出来事の説明も書かれているので、読みやすいだけでなく、当時おきていたことを詳しく知ることもできる一冊です。

ちなみに直江の由来は、平安時代に現在の上越市直江津の地域を治め、その地の名前をとってつけられたのではないかと言われています。兼続は、この直江家に婿入りし直江家を引き継いだことにより、直江兼続と名になりました。

この本を読みこんだら、もう少し詳しめに書かれている本を読んでみようかな

ジモシルウォークvol34

最賢寺 大イチョウ

上越市天然記念物に登録されている最賢寺にある大イチョウを見に行きました。

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イチョウ でかすぎて写真に収めきれない…!

樹齢は300年以上とされており、見上げないとてっぺんが見れないほどの巨木です。

秋には輝く黄金のような紅葉になるので、また秋に見に来ようっと!

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最賢寺

ちなみに、最賢寺は真宗学者である金子大栄を輩出したお寺でもあり、金子大栄は最終的に大谷大学名誉教授となったものすごい方で、仏教哲学を人生をかけ研究し続け貢献しました。

最賢寺は南本町3丁目にあり、近くには、創業1624年の飴屋「高橋孫左衛門商店」があるので、最賢寺のイチョウを見た後に、高橋孫左衛門商店に立ち寄るのもいいですね。

ジモシルウォークvol33

観音寺 義経伝説 兜池

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曹洞宗 観音寺

観音寺には源義経にまつわる伝説があります。

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義経伝説がある兜池

寺にある池は「兜池」という名で、源頼朝から追われている源義経が奥州へ下る途中に国府である直江津に立ち寄り観音寺に泊まったそうです。寝ている際に夢でお告げがあり、追手から逃げるために鎧兜を投げ捨てたという伝説があります。

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源義経伝説兜池に関する説明

この夢を見なければ義経直江津でとらえられていたかもしませんね…!